若者はいつの時代も「やばい」「すごい」しか言っていないようで
昔も今もさほど変わってはいないような感じがしますが、
現代の子供の語彙力が低下していると学校の教員の間では問題視されているそう。
現代の若者や子供の語彙力低下が問題視されている
2018年に経済協力開発機構（OECD）が発表した79の国と地域の15歳を対象とした国際学習到達度調査（PISA）の結果、日本の読解力ランキングは15位であった。
ちなみに2015年の順位は8位。
たった３年で15位へと急落した2018年当時は、様々なメディアで「読解力低下」という言葉が取り上げられ、「日本の教育の基礎の崩壊」などとうたわれた。
しかし2023年現在、その当時よりも状況は深刻だという意見が現場の教員たちの間で一致している。
現場にいる教員たちは、データや数値以上に、「子どもたちに言葉が通じない」という場面に実際に何度も遭遇しているのだ。
https://forzastyle.com/articles/-/69054
2018年の時点では世界での日本の読解力ランキングは15位で、年々低下傾向にあるとのことです。
「このデータって語彙力じゃなくて読解力じゃん」というツッコミは
「一応 国語力低下にはなっている」で納得してもらえませんか。
現代の若者や子供だけではなく、多分大人も語彙力が危うい
子供だけでなく 活字とは縁の無い生活をしている大人である我々も
自信を持って「語彙力がある」と言えないような人が増えていると思います。
スマホが日本に普及しすっかり日常生活と癒着するようになって
すっかり活字に触れる機会が減り、前まで書けていた漢字も書けなくなるみたいな現象に陥っていることもあり、
まず、語彙力において自分の立ち位置が大丈夫なのかどうかも気になるところです。
語彙力低下の原因はスマホ？読解力を上げるにはどうすればいいのか
「語彙力低下の原因はスマホだ」という話はよく聞きますが、
スマホ自体が悪いんじゃなくて スマホで見るコンテンツが問題です。
スマホでも読書したり、ネットニュースを読んだりする時に文章を読んでいる人に関しては
それが語彙力向上に繋がっているはずです。
語彙力低下の原因は動画や映像で完結するコンテンツで
ゲームやテレビもそうですが、インスタグラムやTiktok、Youtubeのような
動画、映像メインのコンテンツを嗜む時間が長いと自然に活字に触れる時間は減っているから
語彙力低下に繋がっているという いたってとシンプルな事が起因していると思います。
とにかく文字さえを読めればいいので、
最悪、Youtube動画のコメント欄やSNSの書き込み、
映画やYoutube動画の字幕で文字を読むのも微力ながら効果があると思いますが、
動画の字幕で気になるワードが出てきた時に 即座に調べるというムーブはあまりしないので、
身にならないことが多いかもしれません。
また、コメント欄やSNSで得られる語彙力に関しても
「果たして語彙力が養われる程の文章がそこにあるのか？」という疑問もあります。
逆に動画のコメント欄でキッチリした文章書いている人なんていたら笑うと思います。
SNSでも語彙力向上を意識する場合は
文豪のような文章を書く人をフォローすれば語彙力が養われるかもしれません。
とにかく「語彙力を高めるために読書をする」という意識高いことはせずとも、
ネットサーフィンや漫画などなにかしらで文字に触れることでも十分語彙力をアップを見込めます。
いまや漫画は世界に誇る日本文化の1つといわれています。
子どもだけでなく漫画を楽しむ大人も珍しくありません。
それにともない、むずかしい言葉を使った表現や複雑な設定の作品が増えています。
漫画をとおして、言葉を知るきっかけを得たり、ストーリーの流れを読む練習ができます。
まさに語彙力を鍛えるのにうってつけです。
そして、漫画を勉強に使う一番のメリットは、勉強に対するハードルを下げることにあります。
テキストを使った普通の勉強を楽しめる小学生や中学生はごくわずかです。
そのうえ、長期的に継続できないと語彙力を鍛えるのは困難です。
しかし、漫画を使った学習であれば楽しんで続けれます。
なぜなら、勉強が目的ではなく漫画を楽しむことが目的だからです。
https://kateikyoushi-consul.com/archives/108 より
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