発売前から国内外から期待を寄せられていたゲーム「パルワールド/Palworld」。
2024年1月19日に発売され、初日から売り上げ本数100万本
Steamの同時接続数は37万人を超えるゲームとなっている。
価格はSteamで3400円。
パルワールド
[オープンワールドサバイバルクラフトゲーム]にモンスターのテイムや育成要素を加えたゲーム。
少数精鋭の会社でパルワールドがどのように作られたかの開発秘話が壮絶すぎる【奇跡の産物】
ポケットペアは過去に[オーバーダンジョン]や[クラフトピア]などのゲームを作っている会社で
海外の会社かと思いきやバリッバリの日本国内のゲーム会社です。
ポケットペア公式では制作陣がどのような道のりを経て「パルワールド」を完成させたかの体験談を公開しています。
奇跡1: 20歳のコンビニのアルバイトで業界未経験者が、若手のエース。
奇跡2: UnityからUnreal Engine 4へのエンジン移行に成功した。既存のコードは全て破棄した。社内にUE4経験者は1人もいなかった。
奇跡3: モンスターを100体以上作った。モーション経験者は社内にいなかった。
奇跡4: 予算管理しなかった。ギリギリ完成した。10億円ぐらいかかった。
奇跡5: 書類選考で不採用にした新卒が、最も重要なポジションになった。
奇跡6: パルワールドが、めちゃくちゃ面白いゲームに仕上がった。
引用元:3日後に命運が決まる、パルワールドという偶然の物語 より
「ドラマか映画の話か…?」と思う程の濃い経験談ばかりで
ポケットペア代表の溝部さんは「本当に奇跡で出来たゲーム」だと語っています。
パルワールドの開発メンバーは3、4人からのスタートで
制作を続けて1年経ってもまったく完成しなかったのこと。
本作のモンスターである[パル]を一体作るのに1カ月かかり、それを100体作る計画なので100カ月かかる計算。
作り始めてから事の重大さに気づいたそうで、
当時のメンバーにモーション経験者がいなかったため、止める人がいないまま話が進んでしまったという。
流石に追加でメンバーを募集し、最終的には40人以上の採用に加えSNS経由で人材を10人ぐらいスカウト。
SNSでスキルを見てスカウトした人や
そこには過去にリリースした「オーバーダンジョン」や「クラフトピア」などの影響から会社に来た人、全ての人材が優秀だったと語られています。
スティーブジョブズの「点と点は繋がる」を直に表した奇跡のエピソードばかりで
この開発秘話を知った後だと、人気がある面白いゲームのひとつではなく、
特別なゲームとしてプレイしたり、違う視点からパルワールドを楽しめるかもしれません。