プロゲーマーの定義
ゲームで生計を立てる人の事を指します。昔はゲーム大会の賞金,報酬を稼ぐイメージでしたが
現在では「スポンサーを受けているプロゲーミングチームに所属して給料を受け取り生活をする人」の事を指されることが多い。
※注意 プロゲーマーに対して、少しネガティブな意見が多めです。
中学生や高校生、社会人がプロゲーマーになるには何が必要?
プロゲーマーのta1yoさんの答え
プロゲーマーのta1yoさんは度々来る「学校やめてプロゲーマーを目指したいです」という質問に対して「目指すものでは無く気づいたらなっているもの」と答えているようです。
eスポーツのジャンルは代表的なもので格闘ゲーム、FPS、MOBAなどのゲームがありますが、
ta1yoさんの発言からどのジャンルにも共通して必要となるものが残酷ながら[環境]と[才能]です。
プロゲーマーに成れる人は ta1yoさんしかり、学生をやりながら片手間でプロゲーマーを両立出来ている人は少なくありません。
プロゲーマーになるには:小さい頃にゲームが十分にできる環境があった
プロ選手の中でも強豪チームが多い韓国には[PCバン]という激安ネットカフェという店があり、
そこで小学生や中学生が学校帰りにネットゲームで遊んでいます。
どの分野でも 小さい頃から打ち込んでいたものが後に大成するというのは共通している点から(井上尚弥さん(ボクシング)も大谷翔平さん(野球)も小学生からやっている)
韓国勢も小さい頃からPC(マウス,キーボード,ネットゲーム)に触り慣れているというのはかなりのアドバンテージになります。
小学生からやっている人達に対して、
親が厳しくかったため高校、大学、社会人からやっとやりたいゲームが出来る環境になった人が勝つには才能でカバーするしかありません。
プロゲーマーになるには:努力や継続、ゲームセンスなどの才能が必要
世界大会となると結局は競技人口が多い国が強く、
人口が多いほど才能ある若者であるダイヤの原石が発掘されやすいです。
才能といっても「努力する才能」「ゲームセンス的な才能」「メンタル」など色々な才能がありますが、
プロの中でも更にトップに経つ人間というものは環境にプラスして、ゲームセンスや努力する才能、継続する才能、メンタルを兼ね備えている人が多いです。
継続は前提で中でも努力で差が出る事があり、
「今日は練習8時間やって頑張って精神的に疲れた」という人もいれば
「10時間もやってもう練習やめないといけないけどまだ練習したい」という人もいます。
ゲーム人口が多い、韓国、中国、ヨーロッパではそれ以上に頭のネジが外れた練習量をしている
「努力を努力とも思わず続けている人」が多いです。世界で戦うにはその人達を相手にしなければいけません。
有名エピソード:ninja「やるべきことをやって余った時間でゲームに費やしてほしい」
ninja:まず当時やってたアルバイトと大学をちゃんと続けながらHALOの大会や配信を頑張ってたんだ
正体の事も考えて学校でしっかり勉強したよ。良い成績を取ったりサッカーも頑張ったり、努力したらたくさんゲームする時間も許されたんだ。
正直みんなにこのやり方を進めたいよ。まずは将来の安定を考えて行動してから、余った時間でゲームに費やしてほしい。
【プロになる事がゴールじゃない】プロゲーマーは思っている以上にきつい
ボドカさんもta1yoさんと同じように「ゲームをやっていたらたまたま上手かったからプロになるものだ」と話されています。
プロゲーマーになった後「プロを目指してなった人」は「いつのまにかプロゲーマーになっていた人」に勝てないからです。
プロゲーマーで稼げているのはごく一部で 有名な人以外は月10万以下がザラで
Youtubeに動画投稿や配信活動を行ってやっと10万超えるか超えないか…
才能がある人でもプロゲーマーを続けていくうちにゲームが嫌いになったり、
責任感がある人だと試合前に「チームメンバーの人生を背負っている」「負けたらスポンサーに申し訳ない」と毎回緊張して胃がキリキリするなんてこともあります。
有名なエピソード:高校生に現実を教える韓国のプロゲーマー
※韓国LOLランクの人口は360万人程、チャレンジャーは上位0.01%、マスターは上位0.1%、プラチナは上位10%。
Q. プロを夢見る高校3年生です。プラチナですが諦めた方が良いでしょうか
Showmaker:あなたのことを考えて、真面目なこと言いますね。現プラチナで高校3年なら無理です。諦めた方が良い。申し訳ないけどあなたのためです。
Showmaker:現プロの中で努力してない人、一人もいないと思います。才能持ってる人たちが皆努力していて、努力するのはもう基本前提だと思いますので、結局才能だと思います。才能が無いと努力しても限界がいつか来ます。それを実感する時が必ず来ます。
LOLは他のゲームと比べて競争が激しく、引退年齢が20代中盤のゲームなのでshowmakerさんは辛口で質問に答えています。
努力をしてプロゲーマーに成れたとしても、その後 プロ引退までに大会で優勝して大金を稼がなければいけません。
引退後は社会人のキャリアが無いまま社会に放り出されかなり厳しい状況に陥るので、showmakerさんはそれを見越して答えています。
プロゲーマー専門学校は賛否両論
「プロゲーマーは目指すものではなく、いつの間にかなっているもの」という考えにプロゲーマー専門学校は対極の位置にあり、賛否が別れると思います。
コメント