月9(毎週月曜夜9時)ドラマ[競争の番人]が7月11日からに放送開始されました。
ドラマ[競争の番人]とは ざっくり
尚、[競争の番人]は新川帆立さんによる小説を原作にしたドラマです。ちなみに 新川帆立さんは『元彼の遺言状』の作者でもあります。
[競争の番人]のキャストがほぼ大河ドラマと言われている
- 小勝負 勉:坂口健太郎
- 白熊 楓:杏
- 桃園千代子:小池 栄子
- 風見 慎一:大倉 孝二
- 六角 洸介:小日向文世
- 大森 徹也:黒羽麻璃央
- 緑川 瑛子:大西 礼芳
- 紺野 守里:石川 萌香
- 本庄 聡子:寺島しのぶ
大河ドラマのキャストが多く出演しているため、「ほぼ大河ドラマ」「鎌倉殿の13人」だとネタにされています。
[競争の番人]は現代から始まりますが、
これから第六審査の全員で平安時代か鎌倉時代にタイムスリップすることを期待した人もいるのではないでしょうか。
競争の番人はテンポが良くて面白い
1話序盤に白熊(杏)が犯人を取り逃してしまい、そのミスが問題視されダイロクに異動となってしまいます。(ベビーカーが無ければ…これも運命)
最初からアクセル全開で[開始五分で新しい部署に配属完了]しておりテンポが良く面白いです。
(逆に展開が早くて、内容も小難しいため頭に入ってこなかった人もいるかもしれません。)
その直後、新しく配属された白熊に
「事業者達にフェアに競ってもらうためにズルする人を取り締まる、言わば競争の番人」と説明しタイトルの回収します。
「こんな仕事あるんだ」と思った人も多いはず、自分も知らなかった。
このドラマを通して公取委のことを知っていきそうになりますが、
1話で外周りと調査、白熊が始めてダイロクに顔出しした時も誰もいなかったので
かなり忙しい仕事ということがわかります。
[競争の番人]同時進行で少しずつ進んでいく恋愛要素 発展はあるのか
白熊はなんと付き合っている刑事の彼氏(大森)がおり、
大森は「今の仕事(公取委)続けるぐらいなら結婚を…」という提案を白熊にします。
白熊は「このままじゃ終われない、いい結果残せたら刑事に戻れるかもしれないから待って欲しい」と一旦保留にしてしまいますが、
この時点で、小勝負に白熊を取られてしまいそうな感じがするのですが、気のせいでしょうか。
恋愛要素がある漫画では「似た者同士はくっつかず、性格が正反対の人同士がくっつく」ジンクスがあるので、
小勝負と大森は最終的に別れてしまうのではという事が脳裏に過ります。(自分としては白熊と大森にそのままゴールインしてほしいと思っている)
というのも小勝負と白熊は正反対の凸凹コンビで何かあればすぐ対立するという、
「恋愛漫画で最初は対立してるものの最終的に付き合うようになる典型的な関係」です。
小勝負側にも東大卒の元同僚がいますが…こちらも自分からは磁石で言うS極とS極のように見えます。
[競争の番人]下請けの花屋に違和感 「弱くても戦ってくれ!」
白熊小勝負コンビは下請けいじめを調査に花屋の[フラワーショップ石田]に訪れ、石田の妻である七瀬という女性が出迎えます。
花屋石田はホテル天沢に[演歌歌手ディナーショーのチケット]や[おせちの引換券]などを大量に買わされ、
ウエディング屋に納入しても式直前に花の種類を変えるように依頼されたり(花屋がサービスの負担を負う形)とフルボッコにされている状態でした。
このままではいけないと思った小勝負は
花屋さんに「ホテル天沢との取引を切る」「店頭販売を主軸にする」など提案を持ち掛けますが、
素人はだまっとれと言わんばかりに花屋さんは「ウチだって懸命にやっている」と反論。
白熊は小勝負さんに対して「弱っている花屋に現実を突き詰めるのはかわいそうです」と言って対立します。
[競争の番人]小勝負派か白熊派か
小勝負は「ピンチの時こそ現状を打破すべく、戦わないといけない」という[リアリスト]の考え方、
白熊は「弱っている時に現実を突き詰めるのはかわいそう」と弱者に寄り沿った考え方で対立をしますが、
原作小説は「弱くても戦え!」という言葉をモットーにしていることもあるので、
競争の番人の作者、新川帆立さんは小勝負寄りの考えなのかと思います。
世の中資本主義なので小勝負の考え方に賛同する人が多数派だと思いますが、
場合によっては正論を振りかざしても解決しない場合があります。
凸凹バディなのでこれからも対立していきそうですね。
この花屋さんが苦しんでるのはどう考えても[ホテル天沢]が悪いので、
これからダイロクが不正を暴いて行くんですね。
競争の番人1話 一番面白い場面
「”カルテル”としか言ってませんよ…」
銀と金でも同じようなシーンがあったんですけど、今でも好きです。