3月7日に放送された『激レアさんをつれてきた』というテレビ番組で
ギネス世界記録獲得のため、36時間のフリースタイルラップを2度挑戦したflow巧者のラッパーPONEY(ポニー)さんが紹介されました。
PONEYさんの36時間フリースタイルRAP
36時間フリースタイルRAP:1度目の挑戦
PONEYさんは2021年9月11日~13日にかけて、36時間フリースタイルRAPに挑戦されました。
その時のフリースタイルRAPのギネス記録保持者はLA出身のラッパーWatskyさんという方で
33時間33分の記録を持っています。
ギネス記録に向けて36時間のラップをするのはPONEYさんが36歳になるからという理由だそうです。
途中眠気に襲われながらも36時間フリースタイルRAP見事完遂させたPONEYさんですが、
ギネス提出用のビデオが最後の1時間しか録画ができていないというハプニングが起きてしまいました。
36時間ラップはYoutubeライブで配信されていたのですが、
Youtubeは12時間を超える配信をしてしまうとアーカイブを残せなくなる仕様で
Youtubeにアーカイブを残すには10時間超えた辺りで配信を切ってまた立て直す必要があるとのことでした。
これが原因で無念にもビデオを提出できず記録はなかったことになり、
非公式の記録保持者となりましたが、
PONEYさんは再度フリースタイルRAPを挑戦すると決心されました。
長時間ラップは見てても命を削っている感じがしたり、喉も傷めるのでもうこの挑戦で終わるだろうと思っていましたが、
2度目の挑戦に振り切ったようです。本人も本当は2度とやりたくないとおっしゃっている程の苦行です。
ちなみに一度目の挑戦の2か月後に『激レアさんを連れてきた』に出演し、番組でこの出来事について触れられます。
36時間15分フリースタイルRAP:2度目の挑戦
2021年12月の大晦日に再度ギネス記録に向けて2度目の長時間フリースタイルラップを挑戦となります。
2度目の挑戦の前にポーランドでフリースタイルラップ36時間の記録保持者が出てきていたので
少しだけ時間が伸びて36時間15分の挑戦となりました。
1度目の挑戦で明らかになった問題点を2度目の挑戦ではその対策をしました。
- 1度目:食事のゼリー飲料を食べる暇がない→2度目:食べない(ハチミツを舐めるだけ)
- 1度目:グラサンを掛けたら眠くなる問題→2度目:あらかじめグラサンを掛けておく(しかし、身体を暖めてしまいやっぱり眠くなってしまった)
PONEYさんは2度目の長時間ラップに挑戦する少し前に
『激レアさんを連れてきた』に出演しており、そのおかげで2度目の長時間ラップの視聴者は増えましたが
同時にアンチコメントも現れてしまったようで、それで心を痛めてしまったとも話しています。
長時間ラップで精神と肉体が極限状態にある中でキツイことを書かれるとメンタルにきそうですよね。
MCバトルで悪口を言われるのは慣れているけど文字で悪口を見るのは苦手なようです。
大変なことは多々ありましたが、それを乗り越え無事に36時間15分のフリースタイルラップを完遂します。
録画対策も万全で録画もバッチリ残せており、ギネス記録に申請したと話しています。
無事にPONEYさんは世界記録を獲得したと思われましたが、
1月末に長時間フリースタイルラップのギネス記録が36時間36分に更新されており、
PONEYさんの36時間15分の記録を抜かされていました。
36時間36分の記録は実は2021年7月に挑戦しギネスに申請していたようで、
それから2022年1月にその記録が正式に認定されたとのことです。
つまり、PONEYさんが9月からやっていた36時間フリースタイルラップは既に記録を抜かれていたという結末になってしまいました。
PONEYさんの今後
PONEYさんはフリースタイルラップの世界記録に3度目の挑戦するかもしれナイスパニック
そうなった場合、挑戦時間を40時間か44時間44分に設定して挑戦すると話していました。(44時間の方はノブコブ吉村さんの無茶ぶり)
結構身体を痛めつける挑戦でもあるのでご自愛しつつ再度頑張ってほしいですね。
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