2010年以降から急速に普及し始めたスマートフォン。
まだ、スマホが出回ってから間もない事もあって、
便利すぎる端末故に スマホを使いすぎてしまい、
「スマホ依存に陥って脳が疲れたり、脳のパフォーマンスが下がる」とも言われており、
他にも得体のしれない側面があります。
[依存]スマホの使いすぎで心が疲れている?[SNSの見過ぎによる脳疲労]
SNS疲れによる心の疲労
スマホで利用時間の中で主に占めている内容は
- 「読書」
- 「動画(ドラマ、映画)」
- 「ニュース」
- 「通話」
などがありますが、特に[SNS]を利用時間が一番長い人が多いと思います。
SNSは若者だけでなく中高年層も使用しており、利用者は年々増加傾向にある模様。
そんなSNSですが、取り合えずSNSを開く事が習慣になってしまい、
暇さえあれば特に目的が無いのに何度もSNSを開いて、誰か更新していないかを確認しがちです。
また、SNSで知り合いから[いいね]をもらった際、
「報酬系の脳内物質であるドーパミン」も脳で放出されているので、
いいねをもらいやすい人はSNSに依存する傾向にあるとも言われている。
一度いいねの旨味を知ってしまうと 更に反応をもらえるようインスタ映えを狙いに行ってしまいます。
「SNSでいいねをもらうと、ドーパミンが分泌されて、強い快楽を得ます。そもそもSNSは、脳科学の知見に基づいて、わざと依存が生じやすいように設計されている。『いいね!』機能の開発者自ら、SNSの依存性を“ヘロインに匹敵する”と語っているほどです」
「いいね!」の依存性はドラッグ並み? 一度バズると後戻りできない
しかし、SNSを見る時間が増えるにつれて、
- 返信にしなければいけない義務感に追われて気持ち的に疲れる
- SNSで自分より優れた人と比べて落ち込むこともある
- 誹謗中傷や反対意見に触れてしまう
- 悪意ある、ネガティブな情報を見てしまう
など、「SNSで繋がりや視野が広くなってしまう」と色々見たくない情報も見てしまい、
楽しい、面白い情報を見るはずがイライラしたり、落ち込んでしまったりと 逆効果になることも。
SNSは人によって向き不向きがあり、
特に「全員に好かれたい人」「思った事を全部言いたくなる人」「感情的になる人」「クリエイティブな仕事についてる人」は
一般的にSNSは向いていないと言われていますが、自分は大丈夫だと思う人も注意が必要です。
夜寝る前にスマホをいじってしまうと睡眠の質が下がってしまう
朝起きてベッドでゴロゴロしながらスマホを触るのも休日に寝ながらスマホをいじる行為について、
「寝る前、ベッドにスマホを持ち込んでいじるのはNG」というのをどこかしらで耳にしたことがあると思います。
スマホから発せられるブルーライトは
体内時計調節ホルモンであるメラトニンの活動を抑制し、眠気を阻害させてしまいます。
更に 寝る準備に入って目を瞑った際、
「そういえば…ハンターハンターって休載してから何年経つんだろう」
「ワンピースのシャンクスって四皇なのになんで謎の魚に腕食われたんだろう」
など色々気になった事が浮かんでしまい、
[スマホ→寝る→スマホ→寝る→スマホ]のループに陥ってどんどん睡眠時間が削られてしまう事もあります。
スマホを寝る前に触ってしまう事で 睡眠の質の低下に繋がり、
「十分な睡眠時間を取れたはずなのになんだか疲れが取れていない」という事態に陥ってしまいます。
スマホを触らないようにするか、スマホと共に生きるかは人それぞれ
「スマホやSNSってあんまりよくないよね」という感じの話をしましたが、
「SNSに疲れてるけどそれでもSNSをやりたい」「夜スマホいじるけど気にしてない」のであれば
スマホと共に生きる事もありです。
何か私生活支障が出たり、治したい目的があるのであれば、スマホを触らないようにしても意味ないので、
もし「スマホ疲れを治したい」「睡眠不足を解消したい」という思いが強ければ
- 寝室にスマホを持ち込まない、スマホ充電をベッドの近くでしない
- スマホを目につかない場所、遠い所に置いておく
- スマホをスリープではなく、電源を切る
- スマホ使用制限アプリを導入する
- 思い切って依存しているアプリを消す
など 完璧にスマホ断たなくても、徐々に使用時間を減らす対策を打つ必要があります。