街中で歩いていると10人に1~2人はやってそうな歩きスマホ。
スマホ画面に釘付けでそのまま前を見ずに歩いていると、
他の人に接触したり、事故にも繋がってしまったりするため、
歩きスマホは良く思われていない行為です。
駅の広告では階段やポスターに「歩きスマホを警告をする広告」が張られており、
海外では歩きスマホしている人用に地面に信号が埋め込まれている
そんな歩きスマホですが、危険な行為とわかっていてもやはりスマホを見なければいけない時に誰しもがやってしまいがちです。
実際、「歩きスマホをした事があるか」というアンケートでは
歩きスマホを経験したことがある社会人が8割に昇り、ほとんどの人が歩きスマホをやったことがあるという結果に。
「歩きスマホ」について、スマホを持つ社会人の87.9%が「経験あり」と回答したことが30日、民間調査で分かった。このうち、危険を感じる体験をしたことがある人は計73.3%。
調査は8月31日~9月5日、「Job総研」を運営する「ライボ」(東京)がインターネットで実施。18~59歳の仕事を持つ2235人が回答した。
社会人87%が歩きスマホ経験 「危険感じた」73%、民間調査
しかし、歩きスマホを経験したことがある人のうち7割が「危険を体験したことがある」とのこと。
歩きスマホによる事故で救急搬送されている例も少なくない。
東京消防庁管内では平成27年から令和元年までの過去5年間で“歩きながら”“自転車に乗りながら”などの歩きスマホ等に係る事故により、211人が救急搬送されています。令和元年は41人が救急搬送されています
歩きスマホ等に係る事故に注意!
[危険]歩きスマホは危ないのはもちろん、予想外のトラブルに繋がる
歩きスマホをしていると悪質な当たり屋に遭う事もある
現状、歩きスマホを取り締まる法律は無いので、歩きスマホはOKですが、
歩きスマホ狩りである「当たり屋行為」に遭ってしまう事もあります。
「歩きスマホをしている人にわざとぶつかる」と
“わざとぶつかった側”に暴行罪に問われますが、
「歩きスマホで歩行者とぶつかって相手に怪我を負わせた場合」、
歩きスマホをしていた側に過失傷害罪が問われます。
これを利用した「歩きスマホをターゲットとした当たり屋」も実際に存在する模様。
進化系の当たり屋が出現。巧妙な手口でお金をだまし取っているという。
その手口とは、ながらスマホや歩きスマホをしている人にぶつかり、高級腕時計を身に着けた状態で転倒して時計を路面に叩きつけ、壊して修理費を取るというもの。
吉田さんいわく「もともと壊れた高級腕時計を使う」のだそうで、ジャンク品として激安で出品されている高級腕時計を大量購入しているのだという。そして、倒れるときはオーバーリアクションで、「時計が!」といじっている時に時計の時間を倒れた時間に設定するのだとか。
ぶつかり方は、歩きスマホでまったく周りを見ていない人の前で背中を向けて立ち止まり、後ろからぶつからせて前方不注意の形にするもの。正面からぶつかると、ある程度自分にも過失が出てしまうので、過失ゼロにするために背中からぶつからせるのだとか。
歩きスマホが狙われる! 高額をだまし取られる”進化系当たり屋”の手口を公開:じっくり聞いタロウ
当たり屋は前方を見ながら歩きスマホをしている人をターゲットにはせず、
歩きスマホしている人の中でも「特に周りをまったく見ずに画面を注視している人」をターゲットにするそうです。
「歩きスマホをしていても、ぶつからずに避けてくれるから大丈夫」というマインドの方は
当たり屋によるトラブルで痛い目に遭うので要注意。
歩きスマホは最悪良いとしても、周りは確認してくれないか
現在は歩きスマホを取り締まる法律もないので、歩きスマホをしても罪に問われる事はないですが、
迷惑行為には変わりはなく、世論では歩きスマホに対して良くないと思っている人がほとんどです。
歩きスマホは完璧に無くなればいいですが、
良くないとは思いつつも歩きスマホをやっちゃってる人は結構いるのが現状です。
すまんが、周りを見ずに歩きスマホをする輩は一回当たり屋にお金絞られてくれい