日本全国には空き家や古いマンションが増加しており、その数は849万戸にまで上っているが、
更に少子高齢化による人口減少で 今後も増加予定である。
【ゴーストタウン】日本は空き家だらけなのになんで住めないの？
不動産周りで様々な問題を抱えているため空き家だらけになっている
空き家を手放すことが出来ないのは
築年数が経ちすぎて価値が地に落ちているパターンが多く、
この場合所有者側としては
「売ってもお金にならないなら抱えておいた方が良い」という考え方になってしまいます。
住んでいない持ち家も更地にせずそのままにしているのは、
シンプルに更地の方が税金が高くなってしまう事がネックになっているため
空き家のまま放置している方がお金がかかりません。
更に相続人が不明の不動産は手が出せず、
受け取ってしまう事がマイナスになるいわゆる負動産なので
相続人と連絡が付かない、見つからないという話も多いです。
このように空き家には多数の問題を抱えているので
今後は[空き家対策小委員会]の検討会で空き家の議論がされることになっている。
空き家が腐るほどあるなら安く住めないのか？
「空き家が849万戸！？余っとるならいいとこに安く住ませてくれよ！」と思いますが、
前述した通り、持ち主不明の空き家ばかりで
市場に出ているのはほんのごく一部にすぎません。
たとえ古い物件を安く買えたとしても
- 立地が悪い
- 建造物が古くて内部にガタがきている
- リフォームや修繕費が別で必要に費用がかかりすぎる など
その他色々問題を抱えているため リフォームした中古物件さえも手が出ず
別の土地に新しい家を建てる人がほとんどとなっています。
長期間経った建造物は内部の劣化がひどいので、
リフォームしたとしても手間が掛かる上に継続的に修繕費が必要となり、
結局費用がかかるなら 「あと少しだけお金を出して新築した方が良いじゃ～ん」という結論に至ります。
古すぎると虫いそう
