普段のエスカレーターは「急いでない人は片側に立ち止まり、もう片側は急いでる人用に開けるようにしている」ので急いでいる人は片側を使って、階段よりも早いスピードで階段を上ることができます。
しかし、エスカレーターを歩いていると巻き込み事故を起こす確率は高くなるので、昇降機メーカーは「エスカレーターは両側に立ち止まり、急いでいる人は階段を使う」という使い方を推奨しています。
今年の10月に埼玉県でエスカレーターは立ち止まって利用するよう義務づける全国初の条例が施行されましたが、罰則が無いということもあるのでまだまだ左側1列だけに立ち止まっている人も見かけるようです。
エスカレーターで歩くのはそもそも危険
エスカレーターで歩くのは少しだけリスクがあります。
実際は日常でそんなコケるなんてことはほとんどありませんし見たこともありません。運動神経が良い人なら尚更です。 ですが事故る可能性は0じゃありません。ハードラックとダンスをすれば十分事故を起こす可能性はあり得ます
立ち止まっている側の荷物に引っかかったり、アレな人に摑まれたりした時など他にも色々予想外の事は起きるときは起きます。
もし、エスカレーターで危険な目に合っている人がいたら[緊急停止ボタン]を押してください。
緊急停止ボタンはエスカレーターの末端にわかりやすく設置されています。
急いでいる人がいなければ配送効率が悪い
急いでいる人がいなければ片側1列だけに立ち止まっている方が効率が悪いです。
人が多い東京や大阪などのエスカレーターで片側1列だけ渋滞になっている光景をよく見ると思います。
更に、以前前後を1列開けて立っていたのが、コ○ナの影響で密を避けなければならない状況となったので、2列も開けて立つようになりもっと効率が悪くなっています。この2列空ける形になると本来の配送能力の4分の1まで落ちます。
健康に気を使って階段を使う
運動不足や生活習慣病などが気になる方は階段を使うことを推奨します。在宅ワークが中心になってたまに出勤するぐらいの人や、1日の摂取カロリーを超えてるけどカロリーを消費する機会がなかなか無い人など色々いると思います。
なんなら運動不足解消のため階段で数周ほど階段ダッシュをしてから出勤してもかまいません。
エスカレーターがあるのに、なぜわざわざ不便な方を使わなければならないんだと思いますが、便利なもので溢れた現代で不便や非効率を楽しむことも大事だという考え方もあります。
エスカレーターは怪我人や体調不良で本当にしんどい人だけが使う代物にしても良いと思いますが、それはやりすぎかもですね。
根付いた習慣なのでそう簡単に変えることはできないかも
ちゃんとしたルールを設けない限りはそう簡単には変わらないでしょう。
埼玉でエスカレーターの立ち止まり条例が出来て歩行する人は減ったみたいなんですが、
まだ歩いている人も見かけるようなので時間がかかりそうですね。
現在は埼玉だけですが、今後立ち止まり条例は他県も導入していくのでしょうか。
以前の習慣を引きずっている人もいるかもしれないので、急いでいる人用に空けている列に立ち止まっていると後ろの人に邪魔だと怒られるのではないかと思ってしまいます。
日本人はなぜか右へならえの意識が強く、周りに合わせる人が多いので「何としてでもエスカレーターで立ち止まる意思が強い人」の革命を待つしかありません。(他力本願)
コメント