当作品は2014年に初めてトレイラーが公開された作品です。
2020年12月25日にリリースされた引きこもりホラーRPG『OMORI』は今まで英語版のみだったが、12月16日にsteamで日本語版が追加されました。価格は1980円。
海外ではかなりの人気を誇っており評価が高いです。
Nintendo switchでは来年春に配信される予定になっています。
現実と精神世界を行き来するアドベンチャーゲームでターン制のRPG。
タイトルの[OMORI]は作者曰く 引きこもり”HIKIKOMORI”から由来しています。
[注意]記事はOMORIの情報を含まれています。(作中の内容にはできるだけ触れないようにしています)
あらすじ
主人公のオモリは「覚えている限り」ずっと住んでいる、小さく白い部屋「WHITE SPACE」で目覚める。
オモリはドアを開けて外に出ると、カラフルで活気に満ちた世界である「HEADSPACE」に入り、そこで姉のマリと仲良しグループの友人であるオーブリー、ケル、ヒロ、バジルと出会う。
オモリ達はバジルのアルバムに共有された思い出を見て、バジルの家に向かうことを決めるが、その途中でケルとオーブリーが喧嘩を起こし、アルバムの写真を落としてしまう。
写真を拾ってアルバムに戻すが、とある見覚えのない写真を目にしたバジルはパニックになって姿を消してしまう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/OMORI#%E3%81%82%E3%82%89%E3%81%99%E3%81%98
Omoriは「UnderTale」や「Mother」にも雰囲気が似ているとの声がありますが、内容はまったく別物でいままでにない新鮮さがあります。
当作品のホラー描写について
当作品は [死]と[うつ病]をテーマにしていると作者は答えており、STEAMで精神的恐怖が含まれると注意書きされています。
PVを見ただけなら雰囲気が怖そうだという印象を抱きますが、仲間との友情ストーリーが本筋だと言えます。
サイコホラーなので「ゆめにっき」をプレイしたことがある方や、どれぐらいの怖さが存じている場合は大丈夫でしょう。
ゲームとしてはRPGメインのようでガチガチとホラーではなくホラー要素は思ったよりも無い模様。割合がRPGとホラーが8:2のゲームのようです。
とは言ったものの、その少しのホラー要素がかなりの衝撃を与える可能性はあるようで向き不向きはあります。特にストーリーでメンタルに影響を与える可能性があります。
鬱描写に耐性がある、心に余裕がある人なら大丈夫ですが、 ビックリ系が苦手な人、精神が不安定な人はプレイをお控えすることを推奨します。
評判について ※微ネタバレ注意
圧倒的に好評が26684件、不評が425件で好評が98%の割合を占めています。※2021年12月現在
この好評割合の脅威の高さは他の人気作品でもほとんど見ません。
作り込みは相当なもので高クオリティな作品だと伺えます。
高評価だったレビュー
音楽、ストーリー、ユニークなキャラ、作品全体のボリュームなど他にも色々な点が評価されています。 ゲームとは別売のsoundtrackの評価も高いです。
とにかくストーリーが面白いとの声が多く、ユニークなキャラやセリフが特徴があるとのこと。
OMORIのストーリーで場合によっては価値観と人生観を変わるとも言われています。
クリアしたプレイヤーは「名作」「面白い」と感想を述べつつも、「つらい」「悲しい」「メンタルに来る」との声が多いです。心を痛めつけたいプレイヤーならかなりオススメできます。
特に「とりあえずやれ!」という声が一番多かったです。
不評だったレビュー
不評だったレビューにもちらほらこのゲーム自体には傑作だと評価しています。
作品の世界観や物語がえらく衝撃的だったようで、泣かされた、メンタル的に少し来たようなことが書かれていました。
気持ちがえぐられるという点で不評を付けている方ばかりで、内容としては高評価レビューと同じ内容のものが多いです。
ゲームとしては完成度が高い良作と断言できるでしょう。
ホラー苦手だからという理由でやらないのはもったいない
始めてトレーラーを公開されたから6年待った人や、まだ日本語実装される前の英語版しか出ていない時でも、日本の方は翻訳をしながらでもプレイをされています。
日本語版が実装された分、英語版しかなかったから買わなかった人も買いやすくなったと思います。
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