1部が終了した[チェンソーマン]が2022年7月13日に2部をジャンプ+で連載開始されました。
まだ2部1話(98話)目で、寝かして一気に読みたいという方はネタバレを含んでおりますので、ご了承の程お願い致します。
[ネタバレ注意]チェンソーマン2部が連載開始。1話(98話)は主人公不在でオマージュ満載だった
作者の藤本タツキ先生が描く1話目は
[ファイアパンチ]然り、[チェンソーマン]もまた然り、
読後感は映画や短編小説を1本見たような満足感がある程面白いです。
チェンソーマン2部の記念すべき1話(98話)目は意外にも主人公のデンジが登場せず、
ある学校のクラスの一人の生徒[三鷹ちゃん]にスポットを当てて、物語が始まります。
[チェンソーマン]100日後に死ぬコケピー[オマージュ]
ある学校のクラスでは
「鶏の悪魔 コケピーを教室で飼う事」と「100日後にコケピーを殺処分してクラスの皆で食べる事」が決まります。
農業学校で動物を育てて食べるという命と向き合う授業のようなものですが、
飼うのはしゃべる悪魔なので倫理観どうなんだという心持になります。(先生の目的としてはたとて悪魔だろうと命を軽んじてほしくなかったとのこと)
コケピーも100日後に殺されると聞いても「猫にすらやられてしまうぐらい弱い」ため、状況を受け入れるしかない模様。「不憫でかわいい~!」
ちなみにコケピーは同じくジャンプ+で連載していた話題作の[タコピーの原罪]と「100日後に死ぬ”アレ”」のパロディじゃんとも言われています。
自分としては面白い物はなんでも作品に起用していくタツキ先生流石という感じです。
[チェンソーマン]田中脊髄剣がトレンド入り
[さよなら絵梨のネタバレ注意]自分の作品をオマージュする
三鷹ちゃんは[正義の悪魔と契約した人間]に襲われ、命を落としてしまいますが、
戦争の悪魔が身体を乗っ取り(戦争の魔人になる)、正義の悪魔を倒します。
戦争の魔人の顔の傷ですが、[ゴールデンカムイ]の主人公 杉本の顔の傷跡みたいだと思ったのは自分だけでしょうか。
人の身体から手りゅう弾を作って、担任の田中先生もろとも正義の悪魔を爆殺しますが、
藤本タツキ先生の読み切り作品[さよなら絵梨]の最後のコマと同じ構図となっているというネタも仕組まれています。