先日、ある夫婦がキャンプ場でテントを張って寝ていたところ、
近くの木が倒れて下敷きになったという悲惨な事故があった。
倒木したのは 木の根本が腐っていたことが原因と見られているようだが、
実際、キャンプするとなった場合、木が根腐れしているかどうかなんて
たまに自然に触れに行くぐらいの現代人はほとんどが知らない事だと思う。
キャンプ場や山で起きる根腐れの倒木事故は珍しくない?倒木を回避するために警戒すべき点とは
ジャングルの巨木の倒れる頻度を確率計算した場合、
先進国の交通死亡事故とほぼ同じぐらいに当たるという話があるので、
キャンプする場合は倒木も警戒しなければならない。
木が倒木するかどうかの判断は
「危険木にリボンを結んで注意喚起をする」場合があるようだ。
しかし、リボンが結んである木には「根腐れしており危険」という意味の他に
- 山道の目印
- 伐採予定の木
- 調査での目印
- 危険地帯の注意喚起
など 様々な用途で使われているようで、リボンがある=危険とはならないようだ。
とりあえずリボンが結んである木の近くは
「危険」か「仕事の邪魔になる可能性がある」の2択なので、
その付近での野営は出来るだけやめた方が良いとのことだ。
枯れて倒木する可能性がある木の判断は
- 「木にキノコが生えている」
- 「枝が簡単に折れる」
- 「樹液が出ない」
などの見分け方がありますが、判断が難しいと思うので、
キャンプする場合はとりあえず「巨木の近くでテントを立てない」ことを胸の内に秘めておかなければなりません。